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PLENUS RICE TO BE HERE

J-WAVE

この番組は作家・文献学者の山口謠司が、日本の食文化を通して全国各地で育まれてきた“日本ならではの知恵”を紐解くポッドキャストです。(FMラジオ局 J-WAVE 81.3FM では毎週月曜日から木曜日 15:10〜15:20にオンエア中。) http://abocavo.a.la9.jpwww.plenus.co.jphttps://kome-academy.com/www.eau.co.jp

Location:

United States

Networks:

J-WAVE

Description:

この番組は作家・文献学者の山口謠司が、日本の食文化を通して全国各地で育まれてきた“日本ならではの知恵”を紐解くポッドキャストです。(FMラジオ局 J-WAVE 81.3FM では毎週月曜日から木曜日 15:10〜15:20にオンエア中。) http://abocavo.a.la9.jpwww.plenus.co.jphttps://kome-academy.com/www.eau.co.jp

Language:

Japanese


Episodes
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EP. 418『@沖縄・名護/やんばる 、其ノ三 - もとぶ牛 + 花ニラ』

5/1/2025
人の味覚は時代と共に変わっています。お刺身やステーキもかつては新鮮さがとても重要でしたが、最近は熟成させた方が旨味が引き立つということで熟成肉などがもてはやされています。今回、名護市のリッツ・カールトンの鉄板焼きのお店で沖縄のブランド肉であるもとぶ牛を頂きました。そして花ニラというちょっと珍しいお野菜が付け合わせで出てきたのです・・・。

Duration:00:08:55

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EP. 417『@沖縄・名護/やんばる 、其ノ二 - ブックスタート』

4/30/2025
日本の市町村のいくつかでは、子供が産まれると母子手帳と共に親子で読むための絵本が贈られてきます。この試みは『ブックスタート』と呼ばれており、元々は1992年にイギリスのバーミンガム大学が始めたもの。名護市でもこのブックスタートが行われていますが、名護で配られているのは、江戸時代に名護にいた人物で、中国に留学してその後全国の寺子屋でも教えられる事になる『六諭衍義』という本を日本に紹介した程順則という人の伝記なのです。

Duration:00:08:55

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EP. 416『@沖縄・名護/やんばる 、其ノ一 - ニライカナイから来る蝶々』

4/28/2025
山や森林が豊かな沖縄北部は『山原』と書いてやんばると呼ばれており、2021年にユネスコ世界自然遺産に登録されています。そしてこのやんばるの中心である都市が名護。沖縄には紅型染めというとても美しい着物があります。この紅型染めの職人、藤崎さんにお話を伺いに藤崎さんの工房に伺いました。藤崎さんの工房は辺野古にあり、目の前の海は正に工事真っ只中でした。

Duration:00:08:55

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EP. 415『@加賀 、其ノ四 - 桃をお贈り致します』

4/24/2025
「お願い事やお詫びをする時は、重量感のあるものを持っていきなさいよ」とよく言われました。重量感のあるお菓子といえば、和菓子ではやはり羊羹。病院にお見舞いに行く際には果物、特にメロンなどを持っていきますが、実はこの習慣は日本独特のものであるという事はご存知でしたか?そして同じ果物でも『桃』はどんな時、どんな相手に渡すのが良いと思いますか?

Duration:00:08:56

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EP. 414『@加賀 、其ノ三 - (論語)道に志し、芸に遊ぶ』

4/23/2025
現在の加賀市は江戸時代、実は加賀藩ではなく、その隣の大聖寺藩に属していました。この大聖寺藩は江戸時代に太田錦城という偉大な学者を輩出しています。ところで論語の中に『道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に游ぶ』と言う言葉があります。これは孔子が弟子に「どのような人生を送られたいですか?」と問いかけられた際に答えた言葉なのではないかと考えられていますが、この言葉の持つ意味、お分かりですか?

Duration:00:08:56

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EP. 413『@加賀 、其ノ二 - 霧の彫刻・雪の美』

4/22/2025
先日『霧の彫刻家』中谷芙二子さんとお会いしました。最近ですと、銀座エルメスで行われた『「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展』を記憶されている方もいらっしゃるかもしれません。中谷さんのお父様は加賀市出身の中谷宇吉郎さんという物理学者で、世界で初めて人工雪を作ることに成功した人物。その功績を称えて加賀市には『中谷宇吉郎 雪の科学館』というものが建てられています。 ※『中谷宇吉郎 雪の科学館』は能登半島地震による施設被害復旧工事のため2026年3月31日まで休業中です。

Duration:00:08:56

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EP. 412『@加賀 、其ノ一 - 北陸最古の稲作』

4/21/2025
石川県加賀市へは東京から直通で約3時間半で行けるようになり、大変便利になりました。加賀市では毎年『今年の日本語 あいうえお大賞』が行われていますが、その理由は加賀市の山代温泉で日本で最初に五十音図が作られたからなのです。更にここ加賀では北陸で一番最初に稲作が行われたともいわれています。

Duration:00:09:17

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EP. 411『@大阪・高槻 、其ノ四 - 心根、みのむし』

4/17/2025
高槻の山の方にある樫田という地区には『心根』というお料理屋さんがございます。昨今、とかく海の幸ばかりがグルメの話題にのぼりがちですが、この心根さんは山の幸の本当の美味しさを追求し、高槻の山奥にわざわざお店を構えていらっしゃいます。この心根さんがある樫田という地区は古くからある家屋が幾つか残っており、その建築様式、特に屋根のデザインは特筆すべきものです。

Duration:00:08:56

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EP. 410『@大阪・高槻 、其ノ三 - 水田もハニワもここ高槻で』

4/16/2025
高槻には日本最大級の前方後円墳の一つである今城塚古墳がございます。ここは公園になっており、一般人が自由に立ち入る事が許されている数少ない古墳でもあります。また、古墳がある為か、この近くでは埴輪も大量に作られていた事が知られています。また古くから水田があり、稲作も行われていたそうです。このように高槻は古代日本において、非常に重要な場所でした・・・。

Duration:00:08:56

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EP. 409『@大阪・高槻 、其ノ二 - カンテンは八面六臂』

4/15/2025
ところてんや寒天も高槻と大変ゆかりのある食べ物で、その歴史は江戸時代まで遡ります。ところてん自体は遣唐使が日本にもたらしたものですが、あんみつやみつ豆に入っている寒天はその後、日本でところてんから進化したものと言われています。そして寒天というものは食材以外にも本当に色々な分野で大活躍しているという事実はご存知でしたか?

Duration:00:08:56

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EP. 408『@大阪・高槻 、其ノ一 - 勝負メシはキジ鍋』

4/14/2025
大阪府高槻市に昨年末、大阪市内より関西将棋会館が移転してオープン致しました。この新しい将棋会館には将棋にまつわるグッズを販売しているショップがあります。特に「玉茶」という名のティー・タブレットは大人気。第74期王将戦の第4局は高槻で行われましたが、この1局に先立って藤井聡太王将が召し上がった『勝負メシ』は高槻の郷土料理であるキジ鍋であったそうです。

Duration:00:08:56

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EP. 407『@京都・嵯峨・嵐山 、其ノ四 - お酒の神様、亀の井』

4/10/2025
嵐山にある松尾大社という神社には日本中の酒蔵からお酒が奉納されています。ここにはお酒の神様がいらっしゃると信じられており、この地より湧き出る霊泉「亀の井」の水をお酒を醸造する際に混ぜるとお酒が腐敗しないといわれています。その為、多くの醸造家がお酒を作る際にここのお水を混ぜる風習があるそうです。この霊泉、一般の方でも持って帰れるんですよ!

Duration:00:08:56

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EP. 406『@京都・嵯峨・嵐山 、其ノ三 - 論語の神さま』

4/9/2025
芸能や芸術で才能を伸ばしたい!という方、是非京都嵐山にある車折神社にお参りに行かれてみてはいかがでしょうか?玉垣をご覧になると有名な芸能人の方々のお名前が書かれております。しかし、実はここには平安時代後期の儒学者、清原頼業が祀られているのです。

Duration:00:08:56

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EP. 405『@京都・嵯峨・嵐山 、其ノ二 - 柚子はみずのお』

4/8/2025
嵐山の北の方には愛宕山がそびえていますが、その近くには第56代清和天皇の御陵などがある嵯峨水尾というところがございます。この水尾は柚子で有名で、なんと樹齢300年以上といわれる柚子の木があるそうです。懐石料理の汁物に添えて、香りや味を豊かにする「吸い口」という薬味がございますが、これに柚子の花が使われたりします。

Duration:00:08:55

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EP. 404『@京都・嵯峨・嵐山 、其ノ一 - 今日は京のおとうふ』

4/7/2025
嵯峨、嵐山は京都市内の中心を流れている加茂川ではなく、京都の西側を流れる桂川の方にあります。京都はお豆腐が美味しい事でも知られていますが、中でも有名なお豆腐の一つが『嵯峨豆腐』。嵯峨豆腐の有名なお店、森嘉さんに行ってきました。お豆腐には普通「にがり」が使われていますが、実は嵯峨豆腐にはにがりではなく、ある別のものが使われています。それは何だと思いますか?

Duration:00:08:54

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EP. 403『@地図と食 - ハーブ地図』

4/3/2025
「ハーブは料理に香りと生命を吹き込む」フランスのシェフの間で教えられ続けている言葉です。メインの料理を引き立てるのに欠かせないハーブ。しかし我々がお料理で楽しんでいるハーブの香りは元々ハーブが捕食されないようにするための防御として進化したものだという説があるのです・・・。

Duration:00:08:56

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EP. 402『@地図と食 - 味の相性地図』

4/2/2025
美味しい和牛のステーキ。でもその美味しさを相殺してしまう旨味たっぷりのある食材、ご存知でしたか?旨味が詰まった食材同士でも、相性が良くない組み合わせというものがあるようなのです。またステーキを頂く際のお塩も合うものと合わないものがあります。味の相性地図というものを知っておくと、よりお食事が楽しめるかも知れません。

Duration:00:08:55

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EP. 401『@地図と食 - しょうゆ地図』

4/1/2025
一口に「醤油」と言っても、地方によって味はかなり違います。関東地方ではお刺身やお寿司などは辛口のお醤油で頂きますが、九州や北陸では甘いお醤油で頂くことが多いです。人それぞれ好みはあるかも知れませんが、やはりその土地でとれたものはその土地のお醤油で頂くのが美味しいような気が致します。とは言いつつ、関東の濃口醤油は実は和歌山からきたものだというのはご存知でしたか?

Duration:00:08:56

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EP. 400『@地図と食 - 地図と食』

3/31/2025
実は文字より先に地図があったと言われています。狩猟をしていた我々の祖先は狩りに行くのに必要な目印や、帰り道を記した地図を文字ができる遥か以前に描いていたようです。人類にとって無くてはならない地図。そんな地図には効用が4つあると言われていますが、それは一体何だと思いますか?

Duration:00:09:18

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EP. 399『@卒業 - 若者よ忖度するな、其ノ四 - 自らのワクワクワールドへ』

3/27/2025
池袋のサンシャイン水族館で深海魚を観に行ってきました。太陽の光が届かない漆黒で、音も殆どなく、そしてとてつもない水圧がかかっている深海。そんな場所に適応した生き物はどれもヘンテコな形にならざるを得なかったようです。その為か、通常の動物でしたら毒であるものも喜んで食べます。自分がワクワクする場所、自分にとって最良の環境に適応して生きていると、時として周りから変な生き物だと思われるかもしれませんが、そのような人の目に忖度して生きていく必要は果たしてあるのでしょうか?

Duration:00:08:55